施工ステップ
今回の工事では、久慈大橋の両側に鋼製橋梁を新設します。
既存の久慈大橋を三陸北縦貫道路(本線)として使用します。久慈大橋の両側には、新たに鋼製の橋桁をの架け、国道45号の上下線を新設します。両側を拡幅し新たに生まれ変わった橋が完成すれば、交通渋滞の緩和や事故の減少が期待されます。
■施工前
■施工後
しかし、どのような施工方法で 「久慈大橋を拡幅」するの?
何気なく架けられている橋が、どうやって拡幅されるか興味ありますよね。久慈大橋の施工ステップを詳しく説明していきたいと思います。
最初に久慈大橋のしくみを知ろう。
道路を支える橋桁は、主に鉄またはコンクリートで作られています。久慈大橋の材料は鉄でできており、鉄の部材を組立てることで橋桁が完成します。
工場で橋の部材が製作されます。
今回施工される橋の部材は、橋梁メーカー(駒井ハルテック)という専門会社が自社の製作工場で作っています。建設現場でも並行して準備が進められます。
橋の部材を工場製作の期間は、並行して建設現場でも作業が着々と進められていました。橋の部材が到着するまでに、現場では準備することがたくさんあります。
道路を供用しながら、建設作業が進められます。
拡幅のためにはまず、既存道路の両端にある歩道部(コンクリート部)を撤去します。いよいよ建設現場に、橋の部材が到着しました。
橋の部材が現場(久慈市)に到着します。最大で100t吊ることが可能な大型クレーンで、橋桁の架設を行います。
大型クレーンで橋の部材を組み立てていきます。下り線、上り線の順番で架設作業を行います。まずは国道45号(下り線)の桁架設を行います。